体験記

「精神保健指定医を取得して~責任感と向上心~」

2016年12月27日4:18 PM

入局5年目医局員

こんにちは。僕は入局5年目、医師7年目になります。2016年7月に精神保健指定医合格の発表がありました。※

これまでの道のりを振り返ってみると、当医局は毎年の入局人数は多い方ですが、基本的にチーム体制がとられているため、上級医のもとで十分に指導を受けることができました。単科精神科病院のため症例数が多く、もれなく一通りの症例は経験できました。
精神保健指定医取得のためのレポート症例の管理も医局全体を通してなされているため、症例が重複することも、症例不足のまま放置されることもありません。実際にレポートを書き始める時も、一人の若手医局員が複数の上級医からレポート作成指導をうけられるところが良いところだと思います。

指定医の合格発表の後、医療保護入院の告知や隔離拘束指示など、新しい業務が増えました。しかし、非指定医として行って業務が軽減されるなど、医局が仕事量のバランスを考慮してくれるので、あまり大きな負担を感じていません。これも、医局員の数が多いため、当直を含め業務を分担ができるからだと思います。加えて、同期や先輩が多いので、新たな業務を担うことになっても、その相談がしやすい環境であることは間違いありません。仕事をする上でとてもいいところだと思います。

いま、指定医を取得し、やっと精神科医として一歩踏み出せたという感覚と、状況に応じて自身で判断しなくてはいけないという責任感が生まれています。まだまだ勉強の毎日ではあるものの、指定医として診療にあたることで、精神科医としてスキルアップし、自信をつけていけたらと思っております。

ここまで当医局の人数の多さ、層の厚さを多々アピールしていますが、そればかりでなく、当医局はとても雰囲気がいいです。和気藹々としており、先輩医師たちも腰が低く、理不尽に起こったりする上司は全くいません。5年間過ごしてきてとても居心地の良い医局だと感じていますし、全く後悔はありません。保証します(笑)

なので安心して入局を検討していただけたらと思います。興味を持っていただけたら是非見学にいらしてください。お待ちしております。

 

※サイト管理者注
2015年7月に精神保健指定医の新規申請をした者は、合格発表まで1年以上かかりました。この先生も、入局後、最短期間で指定医を取得しています。